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末摘花

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ここは新宿の「シアターPOO」茜連がよく例会に使っているライブハウスです。ここは週に一度投扇興の日があって、茜連の他に赤坂連、牛鳴連や瓦落多連の人達も集まって来ます。

今日は週に一度の投扇興の日です。既に多くの投士たちが集まって酒を酌み交しながら、投扇興談義に花を咲かせています。

今日はどんな話をしてるやら。少し覗いて見ましょう

末摘花(すえつむはな)
投士A: 末摘花って赤い鼻の姫の話だよね。
投士B: そう、鼻が赤いだけじゃなくて、円楽師匠の様に顔が長い。恥ずかしがってなかなか姿を現さないから、蝶が枕の陰に隠れているのを末摘花に見立てた訳やね。
投士A: 見た目は悪いが、身分は高い。だいたい夜中に忍んで行って、夜明け前に帰ってしまうので、相手の顔は見えない。たまに朝まで居るから事故がおきるんだよ。
投士B:

ところで、末摘花って紅花の古名だよね。

投士A: 紅花はエチオピア原産でキク科の二年草、茎の先になる房の先に小さく咲く花を摘んで染料にすることから、末摘花という。
投士B: 「なつかしき色ともなしに何にこの末摘花を袖に触れけん」紅花を赤い鼻にたとえた光源氏の悪戯書きだね。それを巻のタイトルにしてしまうところも随分だね。
紅花

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